~2024淡路・四国31🌟2024年の冬休みの振り返りです
日本三大秘境のひとつ、徳島・祖谷渓にある宿「かずらや」をチェックアウトして、日本三奇橋のひとつ「かずら橋」に向かいました。

説明書きがありました。

重要有形民俗文化財 祖谷の蔓橋
急峻な四国山地に抱かれた祖谷地域は、屋島の合戦に敗れ逃れた平国盛と安徳帝の一行が、平家再興を願い土着したと伝わる隠田集落であり、近代まで外部との交通が隔絶されていたために、中世以来の生活様式や独特の風俗が原形に近い状態で残されている。
この祖谷地域を流れる祖谷川に、国の重要有形民俗文化財に指定される祖谷のかずら橋が架かっている。厳寒な冬の山野で採取したシラクチカズラを編み連ねて作られたこの橋は、橋床の隙間から谷底が見え、長さ45mの吊り橋の揺れと相まって渡る人に適度なスリルを味わわせる。
日本三奇橋にも数えられるかずら橋の由来には諸説あり、平家の落人が追手から逃れるために切り落とせるように作ったとする説や四国を巡行された弘法大師が困っている村人の為に作ったという説などが伝えられている。
両岸の古木に重みを託し、祖谷川の清流に影を映した悠然たるかずら橋の姿は、遠い昔の祖先の暮らしを想い抱かせるとともに、自然と調和した美しい景観を生み出し、その強烈な個性は多くの観光客の琴線を刺激し続けている。
長さ45m 幅2m 水面からの高さ(中央)14m
かずら橋の説明もさることながら、祖谷地域の説明がすごい。「隠田集落(おんでんしゅうらく)」って、初めて聞いたのですが、コトバンクにも載っている用語なんですね。落ち武者が隠れ住んだ集落。「近代まで外部との交通が隔絶」。初めて近代と出会った村人たちは、どう思ったんでしょうね。そして、コトバンクによると白川郷も隠田集落なのだそうで。そうなんだー。

さて、かずら橋を渡って行きます。


すごく透明度の高い川面が下を流れます。


足元がスカスカ。晴れていれば、それでも問題なく渡れたのでしょうが、この日は雪が残っていて、とても滑ります。本当に怖かった。へっぴり腰で渡りましたよ。

無事渡りきりました。

渡ってちょっと川の上流に行ったところから撮る写真が一番気に入ってます。


コメント